公益財団法人ひろしま国際センター

医療通訳ボランティア派遣事業 Volunteer Medical Interpreters

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医療通訳ボランティア派遣事業

広島県の在住外国人数は毎年増加傾向にあります。そのような中、言葉の問題を抱えている方も少なくありません。HICでは日本語に習熟していない外国人住民等の皆さんが、安心して医療・保健サービスを受けられるよう、医療機関及び保健機関(以下「医療機関等」という。)に医療通訳を行うボランティア(以下「医療通訳ボランティア」という。)を派遣します。

※派遣に当たって、医療機関等には次の感染対策をお願いします。
・人との間隔をできるだけ空けること

・患者に入室前の手洗い又は手指消毒を徹底すること
・全員マスクを着用し、会話の際は可能な限り真正面を避けること
・窓があれば開けて、なければ空調設備による換気を行うこと。

なお、医療通訳ボランティアが派遣できない場合、代替手段として、医療機関等と医療通訳ボランティアをつなぐ3者間での電話通訳を実施することもできます。

(2023/4/24更新)

HIC医療通訳ボランティア派遣事業の制度のご案内

対応言語・通訳内容・対応時間

1.対応言語

英語、中国語、ベトナム語、タガログ語、ポルトガル語、スペイン語

2.通訳内容(活動内容)

受付、診察、検査、会計、病室、薬局など
※院外薬局(概ね100m以内)への同行は通訳範囲に含めます。
※インフォームド・コンセントのような高度医療における通訳は、原則として対応しません。

3.対応時間

原則として、1回につき概ね2時間程度を目途とし、医療機関等の診療(検診等)時間内
(概ね午前9時から午後8時)とします。

通訳の派遣依頼者及び派遣先

HIC医療通訳ボランティア派遣事業の趣旨等に賛同する医療機関等

※外国人住民等の個人からの派遣依頼は受け付けません。

利用できる医療機関

所在地 医療機関名
広島市 〇県立広島病院
※初めて受診される際は、かかりつけ医からの「紹介状」を持参ください。
紹介状がない場合は診療費の他に選定療養費が必要です。
〇広島赤十字・原爆病院
※初めて受診される際は、かかりつけ医からの「紹介状」を持参ください。
紹介状がない場合は診療費の他に選定療養費が必要です。
〇広島市医師会運営・安芸市民病院
〇国家公務員共済組合連合会・吉島病院
廿日市市 〇JA広島総合病院
※初めて受診される際は、かかりつけ医からの「紹介状」を持参ください。
紹介状がない場合は診療費の他に選定療養費が必要です。
〇わき小児科医院
呉市 〇呉みどりヶ丘病院
東広島市 〇県立安芸津病院
〇社会医療法人・千秋会 井野口病院
〇医療法人・青山会 西条中央病院
〇独立行政法人・国立病院機構 東広島医療センター
※初めて受診される際は、かかりつけ医からの「紹介状」を持参ください。
紹介状がない場合は診療費の他に選定療養費が必要です。
三原市 〇社会医療法人・里仁会 興生総合病院
〇三原赤十字病院
〇三原市医師会病院
尾道市 〇尾道市立市民病院
福山市 〇特定医療法人・財団竹政会 セントラル病院
〇医療法人・徹慈会 堀病院
〇福山市民病院
※初めて受診される際は、かかりつけ医からの「紹介状」を持参ください。
紹介状がない場合は診療費の他に非紹介患者加算初診料が必要です。
〇公立学校共済組合 中国中央病院
※初めて受診される際は、かかりつけ医からの「紹介状」がない場合は診療費の他に選定療養費が必要です。
〇医療法人 紅萌会 福山記念病院
府中市 〇地方独立行政法人・府中市病院機構 府中市民病院
広島県 〇一般社団法人広島県助産師会(ひろしま助産師オンライン相談)
広島県が実施している無料オンライン相談です。県助産師会に所属する助産師が、妊娠・出産・子育てについての相談をお受けします。事前に予約が必要です。

申し込み・詳細はこちら

ボランティア派遣登録病院配置図

(注)同一市町内の掲載順は、利用申込書を提出した順である。

←左図をクリックください。

依頼手続き

①患者や保健サービスを受ける者である外国人住民等の同意が必要です。
②事前に派遣依頼書をHICへ提出。できる限りの対応をいたします。
※医療通訳ボランティアの都合がつかない場合は、依頼の日時に派遣できない場合があります。
【派遣依頼等のHIC受付時間】 午前9時から午後6時まで(HICの休日を除く日。ただし、土曜日は、午前9時30分から午後6時まで。)

派遣するボランティア

HIC医療通訳ボランティア派遣事業の趣旨に賛同し、HIC医療通訳養成研修(約20時間)等を受講し、所定の考査に合格した者で、所定の考査合格後もHICスキルアップ研修に参加するなど、医療通訳ボランティアとしての自覚を持ち、正確で公平な通訳を行うことができます。

通訳派遣に係る費用

派遣依頼者は、次の額を負担します。なお、医療通訳ボランティアへの費用の支払いは、HICが行います。

医療通訳ボランティアに対する協力金
1回当たり2,000円とする。なお、医療機関等における活動時間が2時間を超える場合は、1時間毎に1,500円を加算する。
医療通訳ボランティアの交通費相当額
派遣先医療機関等が医療通訳ボランティアの居住地と同一の市(町)である場合は、1,000円。なお、派遣先医療機関等が医療通訳ボランティアの居住地と異なる市(町)である場合は、実費を基本としてHICと派遣依頼者が協議し額を定める。

※正式運用に向けた準備期間中(令和6年3月31日まで)は、HICが費用の全額を負担します。

賠償の責任

医療通訳ボランティアの通訳過誤等の医療通訳について、HICは、派遣依頼者に対して賠償の責任は負わないものとし、派遣依頼者(公立等の公的保健機関は除く)は、賠償責任保険に加入し、当該過誤等について担保できることを条件とします。また、医療通訳ボランティアの通訳過誤等の医療通訳について、HIC及び派遣依頼者は医療通訳ボランティアに対して賠償請求しません。

詳しい内容

①HIC医療訳ボランティア派遣事業の概要

②利用方法

③利用規程

④事務処理要領

⑤派遣同意確認書

⑥医療通訳ボランティア派遣に関する注意事項

⑦医療通訳ボランティア派遣依頼

  • 医療通訳ボランティア派遣依頼書 Word版

⑧診療申込書(参考モデル)

⑨診察日程等の調整

⑩医療通訳ボランティア派遣決定通知書

⑪医療通訳ボランティア活動報告

  • 医療通訳ボランティア活動報告書 Word版
  • 医療通訳ボランティア完了報告書 Word版

医療通訳ボランティアの登録

医療通訳を行うボランティア(以下「医療通訳ボランティア」という。)の登録については、HICが実施する医療通訳ボランティア養成研修を受講し、かつ、所定の考査に合格して、医療通訳ボランティアに必要な知識、通訳技術、倫理等を保持して頂く必要があります。

医療通訳ボランティア登録要領

  • PDF版 <本文+様式>
  • ボランティア登録票 Word版
  • 登録事項変更・辞退・活動休止(再開)届 Word版

医療通訳ボランティア研修

医療通訳(新規)ボランティア養成研修

医療通訳ボランティア養成研修では、医療通訳をするために必要な医療の基礎知識や医療通訳者としての心構えを学ぶとともに、医師と患者の会話通訳の演習を行います。
令和5年度の養成研修は終了しました。

医療通訳ボランティアスキルアップ研修

医療通訳ボランティア登録者が対象です。
令和5年度のスキルアップ研修は終了しました。

外国語対応をしている県内医療機関

外国語対応をしている県内医療機関や多言語資料サイトをご紹介します。

医療関係の他言語資料サイト

問い合わせ先

公益財団法人 ひろしま国際センター(HIC)
〒730-0037 広島市中区中町8-18 広島クリスタルプラザ6F
TEL:082-541-3777 FAX:082-243-2001
E-mail:hic-medic@hiroshima-ic.or.jp

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